昇進論文例「職場の問題点について」


今日は、昇進論文の例としてよく出される「職場の問題点について」出だしのサンプルを記載します。

本論では、職場の問題点を2点取り上げ、その解決策を提案する。

私が職場の問題だと考えることは、①社員とアルバイト間のコミュニケーション不足、②人材育成が進んでいないこと、以上二点である。

まず一点目の社員とアルバイト間のコミュニケーション不足について述べる。

当チームにおけるアルバイトは現場への直行、直帰が基本で、普段社員とは主に電話やメールでの連絡のみになっている。アルバイトの方々とのコミュニケーション不足を少しでも解消する為に、私は事務所や現場でアルバイトの方にお会いした際に話を聞き、顔の見える環境作りを心掛けるようにしている。何か不安があればすぐに相談してもらえるような雰囲気を作り、快く働いて頂ける環境を作りたいと考えている。また、実際に現場で働くアルバイトの方々の声は、お客様についての話や現場から見た問題点など多くの重要な意見を聞く事が出来る貴重な声である。アルバイトの方々の話をフィードバックし、社員や他のアルバイト全員と共有できるシステムを作る事で、多くのお客様からの声や現場の意見が反映される環境を作ることができる。(以下省略)

もし続きを読みたい場合は、一報くださいませ。さて、上記の文をもとに解説をします。

書き出しについては、以前の書き出しの書き方で述べたような構成にしています。ぱっと読んでこれから何が始まるかイメージがわきますよね。

問題点を書く場合は、つらつら書くのではなく、最初に何点あるのかを説明した方が、読み手の負担が軽減されます。

一点目にコミュニケーションの問題をあげています。上記サンプルでは、現状の問題点を指摘した後に、筆者の工夫や解決策を述べる構成にしています。ここは、採点者の方がどれだけ現場のことを知っているかに合わせて内容を変えましょう。チームの状況をよく理解していない方が採点者の場合は、「コミュニケーション不足の理由」をさらに掘り下げます。

「アルバイトの方々にとって、社員は現場のこともよく理解せずに指導をする存在となっている」「社員の態度に横柄な部分が見られる」など、理由を掘り下げることで、問題点をしっかり見えていることを、採点者に伝えることができます。

問題点を指摘した場合、解決策や、現在の取り組みを書くこともお忘れずに。対案を出せないと、意味がなくなってしまいます。実際にそれで解決できるかどうかはわからない部分もあるかもしれませんが、チームや会社のための姿勢を見ている場合があるからです。
以上が今回のアドバイスですが、時間も限られていて論文代行を検討されている場合、書ける屋までご連絡いただければと思います。

 

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