こんにちは、顧客サポートの山下です。
一週間前より喉の調子が悪く、ついに声が出なくなってしまった私ですが徐々に回復してきております。咳がしつこく治らない等、喉の不調を訴える人が周りに多く、風邪が流行しているなぁと感じております。
卒論の中間報告が迫っている学生の方が少しずつ増えてきていますが、これから年末にかけて執筆で忙しくなる時期です。体調管理に皆様気を付けていらっしゃるかと思いますが、この時期に流行し始める厄介なウィルスはインフルエンザですよね。
昨日11月5日のBCCニュースで、リャマの血がインフルエンザに効くという記事を見つけました。
以下、ニュースからの引用です(リンク)
―――――
米国の研究者が、インフルエンザ治療薬の開発に予想外の仲間を採用した。この研究チームは、将来的に流行する新型も含めて、全てのインフルエンザに効く可能性のある抗体の開発にリャマを使っている。
インフルエンザのウイルスは常にその型を変形させ、人間の免疫系を攻撃する。毎年インフルエンザの予防注射が必要なのはこのためだが、予防注射が効かないことがあるのも同じ理由による。
専門家は、インフルエンザがどんなに変異しても効くような薬を求めてきた。ここで登場するのが、毛織物の材料として有名なリャマだ。
(中略)
米カルフォリニア州のスクリプス研究所の研究チームは、リャマをさまざまな型のインフルエンザに感染させ、免疫反応を引き起こせた。その後にリャマの血を調査して、幅広いインフルエンザを攻撃できる可能性のある抗体を見つけ出した。
この研究は科学誌「サイエンス」に掲載された。研究はまだ初期段階で、臨床試験に移る前にさらなる実験が必要だという。
―――――
リャマの抗体は免疫力が低下している高齢者にも効果があると期待されているそうです。インフルエンザの予防接種の常識が変わる日が来そうですね!今後の研究、臨床試験に期待したいです。