こんにちは、顧客サポートの山下です。
今回は文学に関するニュースを紹介します。
与謝野晶子が東京で暮らす兄に会いたいという気持ちを詠んだ未発表の短歌が見つかったそうです!晶子が19歳のころの作品で、直筆で確認されている短歌では最も古いものだそうです。
以下は2018年5月22日の産経新聞の記事からの抜粋です。(リンクはここをクリック)
ーーーーー
短歌は「よひよひに 天の川なみ こひながめ 恋こふらしと しるらめや君」の一首。晶子が明治31年7月に東京にいた兄の鳳(ほう)秀太郎(ひでたろう、鳳は晶子の旧姓)の妻、玉枝(たまえ)にあてた手紙に登場する挿入歌で、天の川を眺めながら、なかなか会えない兄を思う晶子の気持ちが読み取れる。
晶子は鉄幹と結婚したことなどから秀太郎とは絶縁しており、市は「娘時代は晶子が兄夫婦と親密な関係にあったことが分かる貴重な手紙」と指摘。また、七夕にちなんだ季節感を盛り込みつつも、兄への強い思いをにじませる歌で、後の晶子の才能の萌芽(ほうが)を感じさせるとして、解読した天理大の太田登名誉教授(日本近代文学)は「浪漫派短歌を確立させた歌人・晶子の誕生前夜を考える上で大事な歌である」と述べた。
ーーーーー
まだまだ、未公開の貴重な作品がどこかで眠っているかもしれませんね!