こんにちは、顧客サポートの山下です。
私が卒論を書いていた学生時代の事ですが、とりあえずまずは学校の図書館で資料を探すのが手っ取り早いと思い、図書館に足を運びました。しかし、教授が専門としている内容なのに大学図書館に資料がほとんど置いていない!なんで…?!と焦ったのを覚えています。
図書館で本を借りると重たいし、一つ一つ読んでいくのも一苦労…みんなどうやって資料を集めているんだろうなんて考えていました。指導教官の先生からは具体的にどこに行ってどうすると良いなどといったアドバイスは無く、漠然とした情報でゼミ生全員がなんとかやっていました。周りが何も言わないって事は、みんなはどうすればいいのか聞かなくても分かっているって事かな?悩んでいるのは自分だけなのかな?聞いていい質問なんだろうか…。そんな事を考えたりもしました。
資料収集は図書館に行くだけが全てじゃありません!
自宅でも、パソコンで充分に資料収集できちゃいます。
インターネットからの情報は信憑性が低いから駄目だ、という事で一切パソコンを使わずにネットは使用せずに資料を集めようとしてしまいがちですが、Cinii, googlescholar等を使用してネットで学術雑誌に掲載されている先行研究論文を無料で閲覧する事ができます。ネット上のサービスですが、論文は全て審査を通って学術雑誌に掲載されているもので、どこの誰だかわからない人が書いたものではございません。むしろ、誰でも出版できる本と違い、審査を通す必要があるため信憑性が高く、こちらの方が根拠が強くなります。ネットで読む事ができるというだけで、ネットからの引用という扱いにはなりません。
CiNii https://ci.nii.ac.jp/
google scholar https://scholar.google.co.jp/
また、生物や医学等の各分野ごとにも同様のサイトがある場合もございます。現在注目されている論文等がすぐに見つけられるようになっていたりします。一部閲覧が有料の資料もございますが、無料のものも多くあり、充分な資料を得られる場合も多くございます。テーマ選びや執筆内容を悩んでいる場合にも他の研究を見て参考にしたり、アイデアが浮かんできます。
図書館に欲しい資料が無い!という場合は焦らず、ネットも活用して資料収集しましょう!