議案書の書き方について、前編では語れなかった部分。
<添付資料は充実させよう>
議案書で好き勝手にいじれるのは、添付資料です。本文については形式が決まっているところが多いので、過去の似たような議案を参考にしましょう。決裁に必要な資料が足りていないと、議案は容赦なく出戻ってきます。これでもかというくらい判断材料をつけた方が良いです。
<議案の存在を忘れない>
仕事が降ってきたら、①見積もり必要? ②契約書は必要? ③法務には確認すべきことはあるかな? ④過去の事例は? などイメージし、添付資料のチェックリストを作ったほうが良いと思います。みんな、「あ、これやってない」「あ、あれどうしよう」となるから議案が面倒なのです。仕事を始める前に議案をイメージして、必要なものを集めましょう。事前準備ができてさえいれば、議案は全く苦ではありません。
<チェックしよう>
最後に、これをチェックしましょう。トラブル回避です。
・議案書の回覧欄は大丈夫?
専務が常務のままになっていませんか? 順番はこれで良い? 回覧欄は往々にしてコピペになりがち。ここはしっかり注意です!
・税込? 税抜?
大切なお金の話。税込ルールの会社もあれば税抜ルールの会社もあります。引っかかるとちょっと面倒。予算の内訳が税込/税抜で揃えてあるか、最終チェックです。
今回は自分の経験をもとにコツを書きました。議案書は多種多様だと思うので参考になったかわかりませんが、何か不明なことがあればコメントください。
議案書は、普段お話しできないような上役へ回るものです。忙しい上役の方がどのくらい読んでいるかは正直わかりませんが…笑 そこで注目されたら新しいチャンスが巡ってくるかもしれませんよね。過去の議案書の内容を変えただけで、添付資料も有りものを切り貼りしている様な議案書も多数存在します。しっかりした議案を書ける人という印象を持ってもらえるとお得かも。事前準備を怠らず、丁寧に仕上げましょうね。
関連記事&リンク
ピンバック: 議案書のいろはにほへと(前編) | 卒論代行・昇進論文代行「書ける屋」