卒論の資料の集め方


論文は自分の憶測だけで書くことはできません。

必ず自分の言いたい事を裏付け、証明する為のデータや資料を提示しなければいけません。

しかしここで悩むのが「どこで、どうやってその資料を入手すればいいの?」という事ではないでしょうか。教科書や大学の図書館、本屋だけではなかなか見つからないものです。ゼミの研究テーマとして指定されたのに、大学図書館で見つけた本が1冊だけ…これで何が書けるんだろう…。そんな絶望的な気持ちになった事がある人も居るでしょう。そこで幾つか資料集めに役立つ情報をお届けしたいと思います!

 

国立国会図書館 ←クリックして公式HPへ

国立国会図書館の東京本館は、なんと日本国内で出版されたすべての出版物を保存している日本唯一の図書館です。所蔵資料をインターネットで調べる事ができ、事前に欲しい本があるか確認する事ができます。関西館も京都にあり、都内には国際子ども図書館もあります。

利用者登録をしなければこの図書館は利用できませんので注意しましょう。満18歳以上の方なら誰でも申請できますが、申請書の記入、本人確認証のコピー等が必要です。詳しくはホームページをご覧になるかお問い合わせ下さい。

 

国立国会図書館は大変魅力的な図書館ですが、東京と京都の二箇所にしかありません。住んでいる場所が遠かったり行く時間が取れなかったり、行きたくても行けないという声も多いと思います。忙しい合間に論文を書かなければならない際、どうにか自宅に居ながら資料を集められないか?と思いますよね。そんな素敵な方法が…実はあります!そこで役立つのがインターネットを利用した論文検索サービスです。

 

CiNii(サイニィ)  ←クリックして公式HPへ

日本の論文・図書・雑誌などを検索できるサービスです。過去に行われた研究のデータや論文を検索する事が可能です。論文データはpdfで閲覧、ダウンロードできます。CiNiiに登録し、指定の金額を払わないと閲覧できない有料の論文も一部ありますが、無料のものも多くあります。

Google Scholar(グーグル スカラー) ←クリックして公式HPへ

Goggleが行っている論文検索サービスです。CiNiiと同様、キーワードから論文を検索する事ができます。論文はpdfでダウンロードして利用できます。Google Scholarでは英語の論文等も検索できるので、英語論文を書かれる方には使いやすい検索エンジンです。

 

欲しい資料がきっと見つかると思います。

必ず、本や論文からの引用には出典を明記し忘れないように注意してくださいね!

「卒論の資料集め」の関連記事&リンク
卒論の資料が見当たらない!
卒論代行なら書ける屋