変体仮名あぷり


こんにちは、顧客サポートの山下です。

今日は文学にまつわるちょっと面白いニュースをご紹介。

早早稲田大学文学学術院が現代人が“変体仮名”を読む力を身に付けるためのスマートフォンアプリ「The Hentaigana App/変体仮名あぷり」を10月29日に無料公開しました。記事はこちら→11月6日 ヤフーニュース

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)と共同開発して作ったそうで、ゲーム感覚で変体仮名を読む練習ができるんだとか。

変体仮名は「源氏物語」でも使用されているのですが、学校で現代語訳じゃなくて変体仮名の原文を読めたら驚かれる事間違いなしですね!

INTERNET Watchの記事によると、『早稲田大学が所蔵する室町時代~近世の写本の中から変体仮名のサンプルを1文字ずつ抽出して素材として使用。変体仮名、字母(変体仮名の元となる漢 字)、読み方を一問一答方式で学べるようにした。正答率が蓄積されて文字ごとの理解度を把握できるほか、苦手な文字を指定して集中的に練習する機能も備え る。

早稲田大学によると、一部の研究者・専門家などを除き、多くの人々が明治以前に用いられていた変体仮名を読むことができないという。 変体仮名あぷりにより、「日本文化に興味のある大学生・大学院生のみならず、古典の授業を受講している中高生、また日本美術、日本史、書道等々に関心を持 つ一般の方に、日本の仮名文字の豊かさを再発見する機会を提供する」としている。』(引用元→10月26日 INTERNET Watch

スマートフォンにより、重たい本を持ち歩かなくても簡単に様々な学習ができるようになってきましたね。無料で提供して下さているアプリなので、是非興味がある方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか?

コメントは受け付けていません。