書ける屋 の紹介

昇進論文・卒業論文など、「人生の節目で思い通りに文章が書けない」方のお手伝いをしています。

先行研究のまとめ方がわからないというあなたへ


こんばんは、顧客サポートの山下です。

先行研究を調べ、何十枚にも及ぶ論文を沢山集めたはいいものの…この膨大な量をどうやってまとめたらいいのだろう?と、資料を集め終えた時に途方に暮れる…そんな事があるかもしれません。

何十枚もの先行研究の論文の要点がよく分からないという方は、まずは論文の「序論」と「結論」を見ましょう。

序論は論文の内容を短く要点だけをまとめたものです。ここだけで論文の簡単なまとめ、つまり先行研究の簡単なまとめになっています。

結論は「結局何が最終的に言いたかったの?」という部分が書かれてあります。つまり、この先行研究の一番のポイントです。

この二つの部分のポイントを押さえておくと、何十枚もダラダラと先行研究を読んで頭がごちゃごちゃになりにくいです。序論と結論を利用しながら、より詳しい内容を論文の本文から読み取って、自分の論文に必要な部分を盛り込んでいくと書きやすいでしょう。

誰が、どんな研究をして、その結果何がわかったのか

その要点を押さえて先行研究をまとめましょう!

 

卒論の書きやすいテーマとは?


こんばんは、顧客サポートの山下です。

卒論のテーマについてまだお悩みの方は、夏休みに入る前までには決めておきたいものですよね。

「○○について」だとざっくりし過ぎてどこから手をつけたらいいか分からなくなる人も多いのではないでしょうか?それでは、どいうテーマが卒論が書きやすいのでしょうか?

書きやすいテーマの一つは『AとBの比較』です。

二つの事を比較するテーマは、AについてとBについてと2方向から資料を集める事が可能なので、多くの資料が集まる可能性が高いです。資料が多い程、情報が多いため、書きやすくなります。

例えば「日本の格差問題の行方―アメリカの格差問題との比較と考察―」など、日本とアメリカを比較したり、「人格形成における環境と遺伝の影響」のように、環境と遺伝を比較したりする事で、論文を単純に分けると半分はAについて、半分はBについて書く事ができます。

論文を書くにあたって様々な資料を使用し、多角的な方向から比較して検討する事が求められますが、論文を書くのが苦手だという方にとっては「何をどう比較して話を膨らませたらいいの?」と悩む事があると思います。あらかじめテーマを「AとBの比較」とする事で執筆が少し楽になるかもしれません。

何よりも一番、自分が興味を持った分野で執筆するようにしましょう!興味の無い事について何ヶ月も調べて何十枚も論文を書くのはとても大変です。

余談ですが、私の知人はラーメンがとにかく大好きで、「東京都の地域とラーメンの違いについて」というテーマで、東京各地のラーメン屋を周り、1日3食ラーメンを毎日食べて20kg近く太りながら地域によってラーメンの好みの差があるのかどうか、どの地域に何ラーメンが多いか、料金はいくらか等を分析した人がいます。そしてこれも「AとBの比較」のテーマに当てはまりますね!

 

論文の書き出しは何を書けばいいの?4つのステップ


こんばんは、顧客サポートの山下です。

論文を書く時に、まず出だしは何を書けばいいのか…そこからつまづいてしまう方もいらっしゃると思います。論文の出だしの「序論」部分は、論文を読んでもらう方にこれから伝える事を分かり易く短く伝える部分です。そこで自分の論文に興味を持ってもらいましょう。テレビ番組の予告のように、「こんな面白い事について書きますよ!」と、自分の論文の内容をさらっと紹介していきましょう。

例えば、最近話題のトランス脂肪酸について興味を持ったとします。『日本では禁止されていない食品や添加物』について書こうと思った場合、それらについて:

①現状・・・トランス脂肪酸がアメリカで全面禁止となる動きが出ているが、日本も同様に禁じる動きには乗り出そうとしていない。(参考文献 http://www.mynewsjapan.com/reports/1935)

②問題提起・・・日本で禁止できない理由はどこにあるのか?また、国民の添加物に対する意識は世界と比べるとどうなのか?メタボという言葉が流行したものの、世界的に肥満が少ない日本人はトランス脂肪酸についての危険意識が低いのではないだろうか?と自分は考え、研究を行う事にした。

③研究方法・・・日本で使用が禁じられていない食品添加物等のもたらす影響を調べる。今まで規制がかかったものの規制がかけられた経緯を日本、他国と調べて比較してみる。国民の意識についてアンケート調査を行う。トランス脂肪酸について栄養士がどう考えているのか、病院食等では使用を控えているのか等を調査する。

④結論・・・日本でも禁じるにはこうしていかなければならない!ここが問題だ!いや、むしろ、現状のままが望ましいという結論を持ってくる人もいるかもしれません。

これらについて詳しく、結論に至るまでの経緯を書くのが本論の部分です。番組の予告が面白いと、予約録画したりその時間に合わせて起きて見ようと思ったりしますよね。「はじめに」の序論部分で内容について詳しく書いていく必要はありません。論文全体の流れ、内容について分かり易く書いていればいいでしょう。

 

論文の章立てが書けないあなたへ


こんにちは、顧客サポートの山下です。

論文の章立てについて、どうやって書けばいいのかわからず、お悩みの声が寄せられてきます。

章立ては自分の言いたい事が分かり易く伝わるように作るものです。まずは大まかに「序論・本論・結論」の3つに分ける事ができます。論文原稿の「どこが序論ですか?どこが本論ですか?どこが結論ですか?」という質問を頂く事があります。

序論…「はじめに」の部分です。論文の内容の要点を短く書き、「これからこういう事について書きますよ」と説明する部分です。読んでいる人に自分の論文に興味を持ってもらえるように、ダラダラと長くは書き過ぎず、スッキリとまとめる方が良いでしょう。

本論…一番重要な論文の中身そのもの、中心になる部分です。問題提起、仮説、先行研究のまとめやそこから考えられる事、自分の行った研究内容、その結果について等を書いていきます。

結論…研究内容のまとめ、考察を書きます。結論も短くスッキリまとめると良いでしょう。

本論の章立ては「章・節・項」というように項目によって細分化されます。章の中に節があり、節の中に項があります。

【例】

  • 第一章 アメリカの人種問題
  •   第二節 学校での差別
  •   第三節 就職における差別
  •     第一項 人種と職業
  •     第二項 所得の差

このように、大きな「アメリカの人種問題」というくくりの中に、「学校での差別」、「就職における差別」という二つのテーマがあり、その中に更に細かいテーマがあります。

章立てを考えて執筆する事で計画的に執筆でき、読みやすく、まとまりのある論文を書く事ができます。思いついたまま書いては話がうまく繋がらず、同じ説明を繰り返してしまったり、重要な内容が抜けてしまう事があります。

おおまかでも良いので、どういう筋道を立てて論文を書いていくか、目次をあらかじめ考えてから論文の執筆に取り掛かると書きやすいです。

そして悩んだら一人で解決しようとせず、担当教官の所に相談に行きましょう。どういう内容が不足しているか、どの章は無駄で省いた方が良いかなどのアドバイスを頂く事ができると思います。執筆に取り掛かる前に教官からアドバイスを頂く事によって、後から大幅に修正したり資料を調べ直したりと、提出期限が差し迫る中で焦る事が無くなるかもしれません。

卒論の教官が厳しすぎるときの3つの対処法


こんにちは、顧客サポート山下です。

「教官が厳しすぎて何を書いてもダメだと原稿を突き返されてしまう」と、お悩みの方がいらっしゃると思います。卒論の指導を受ける教官を選ぶ際に、自分に合った教官かを見極める事も重要ですが、既に決めてしまってどうしようもない場合はどうれすれば良いでしょうか?

①教官のフィードバックをしっかりと聞く時間を設けましょう

授業の後やたまたま廊下ですれ違った時など、教官の忙しい時に聞いてもきちんと対応してくれない場合が御座います。教官とはきちんとアポを取り、事前に執筆途中のものをお渡しして相談内容を伝えておくなど、教官が余裕を持って論文に目を通す事ができるようしましょう。マナーを持って、しっかりと論文に取り組みたいという姿勢を見せる事で教官も親身になってフィードバックをしてくれるでしょう。

②コピペだらけ、主観だらけではないか注意しましょう

「これは論文とは言わない」と言われて、何をどうしたらいいのか分からない事があるかもしれません。まずは、先行研究のまとめだけになっていないか確認しましょう。論文はただ調べた事をまとめるものではありません。また、自分の考えだけを書く感想文とも違います。他の人が行ってきた研究をまとめた後に、それについて自分がどう考えるかを短くても良いので入れていますか?また、自分の考えにはそれを裏付ける為の資料が必要です。自分が思っている事が正しい根拠をあらゆる情報から証明しましょう。

③引用表記の方法や指定の書式を確認しましょう

引用表記を自分がきちんとしているつもりでも、指定の方法でない場合「きちんと引用表記できていない」と言われて突き返されてしまう事がございます。論文の指定書式のプリント等にしっかり目を通し、指定された方法で書けているかを確認しましょう。

 

教官に小まめに途中原稿を見せる事が大切だと何度かブログでお伝えしておりますが、教官と積極的にコミュニケーションをとることで教官からのアドバイスを多く頂き、細かく修正する事で後に膨大な量の書き直しになる事を防ぎます。厳しい教官と何度も顔を合わせ、一対一で話すのは気が重いかもしれませんが、その積み重ねで信頼関係を築き、よい論文を仕上げる事ができるでしょう。

余談ですが、大学を卒業した後でも私はお世話になった教官とは付き合いがあり、論文の事のみならず、現在は様々な人生のアドバイスを頂いております。意外と、厳しくて嫌だなぁと思った教官を、将来は恩師として慕える関係になっているかもしれませんね。

鬱になるほど卒論って辛いもの?


こんばんは、顧客サポートの山下です。

さて、そろそろ夏休みが近づいてきて卒論の事も頭の隅に置いているだけでは駄目だなぁと思い始めている方もいらっしゃると思います。卒論を書かずに卒業できる学部にあえて入る人もいるくらい、「卒論=大変」というイメージがあるかと思います。夏休みを過ぎるとみんな口をそろえて「卒論が…」「卒論が…」と言いますよね。

「鬱になるほど卒論は辛い」という声を聞きますが、それは本当でしょうか?

卒論はちょっとしたコツと考え方次第で辛いものでは無くなります。卒論を楽にするためのコツを3つご紹介させて頂きます。

①鬱になる程卒論で悩まない為には、まずは何よりも締切間近ギリギリまで取り掛からず、余裕を持って取り掛かる事が一番心穏やかに卒論を作成する事ができるので、「まだ時間があるから」と後回しにはしないようにしましょう。「どうしたらいいかわからない」というまま何か月も過ごさず、困った時はすぐに教官の所にいきましょう。1日1ページ書いたら20日で20ページ、単純にそれで2万文字の論文になります。今から取り掛かれば7月中にはもう卒論は完成してしまいますよ!

②要求される論文の文字数が多くて戸惑う方も多いと思います。しかし、卒論は一から全て自分で考えた事を書くものではありません。自分の言いたい事を証明する為の様々な論文のデータや言葉を引用して書きます。資料は10個以上使うようにと指定されている方もいるかもしれませんが、それだけ沢山の人が既に調査して書いた言葉を引用したり、参考にして使います。例えば、1つの資料をまとめるのに1ページ使用したとして、10個の資料を使ったら10ページです。2万文字の論文ならこれで半分これで埋まった!1万文字の論文なら、これだけでページ数を満たしてしまう!と考えると気持ちが楽になりませんか?

③教授に小まめに見せるようにしましょう。教官から書き方のアドバイスを頂くと思うので、それに沿って進めていけば教授も納得してくれる論文に仕上がっていきます。熱心に卒論に取り組んでいる方には教官も助け舟を出してくれるかもしれません。20枚も30枚も論文を書いて初めて教授に見せて「全部書き直し!」なんて言われたらそれこそ鬱になりそうですよね。1章書くごとに、ゼミがあるたびに書いたものを教官に見せてアドバイスを頂いて下さい。

何を書いても、教官の合わせて訂正してアドバイス通りに書いたつもりでいても常に「書き直し」と言われて突き返されてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。生徒に高いレベルを求める厳しい教官もいます。そんな教官に当たってしまった時のアドバイスを次の記事で書かせて頂きますね!

 

厚生労働省指定難病


こんばんは、顧客サポートの山下です。

実は身内がここ1ヶ月近く体調不良続きで、なかなか原因が分からずゼリーですら食べると嘔吐し、胃痛、下痢、それらによる脱水症状や眩暈で10kg以上落ちてしまい、最近入院致しました。原因がなかなか分からなかったのもそのはず、症例がかなり少ない病気でお医者様も知識として病名を知っていても患者は初めてだという。

「好酸球性消化管疾患」という病気なのですが、最近難病に指定されたそうです!原因はまだ解明されておらず、明確な治療法もありません。お医者様も手探り状態です。難病情報センターによる病気の概要です(http://www.nanbyou.or.jp/entry/3740 より引用) :

消化管を主座とする好酸球性炎症症候群(以下 Eosinophilic Gastro-Intestinal Disorder: EGID とする)は、 新生児-乳児における食物蛋白誘発胃腸炎 (ここでは日本における Food-Protein Induced Enterocolitis Syndrome という意味で N-FPIES と呼ぶ)、幼児-成人における好酸球性食道炎 (EoE)、好酸球性胃腸炎 (EGE) の総称である。特に新生児期-乳児期の患者は、1990 年台末から急激に増加していると考えられ ている。また、EGE は本邦に特に患者が多い。診断法、治療法が確立していないことから、多くの患者が苦しんでいる。 新生児-乳児における食物蛋白誘発胃腸炎 (N-FPIES) では 10%の患者は、生命にかかわる重大な合併 症を引き起こすため、緊急の治療が必要となる。治療困難症例の場合、症状は一生続く。 幼児-成人における好酸球性食道炎 (EoE) では嚥下障害のために日常生活が障害されるとともに長期経 過例では食道狭窄を起こし観血的な治療が必要となる。 幼児-成人における好酸球性胃腸炎 (EGE) は胃-大腸にいたる重要な臓器が障害されるが、欧米では症 例数が少ないこともあり、診断治療研究が進んでいない。多くの患者を抱える我が国で研究を進歩させる 必要がある。60%程度の例で再発を繰り返し、慢性化してステロイド依存性となるなどして薬剤治療にとも なうさまざまな副作用が問題となる。日本では好酸球性胃腸炎 (EGE) は、以前から症例報告が多いが、 好酸球性食道炎 (EoE)は少ない。逆に欧米では好酸球性食道炎 (EoE)が多く、EGE は少ない。世界的に EGE の診断治療法に関する研究は遅れている。

…なぜか欧米では症例が少なく、日本では多いと先生がおっしゃっていたそうです。そして1990年台末から急激に幼児に増加しているのは何故でしょうか?とても気になりますね!

原因が分からず、突然発症し、治療法が確立されていない…厄介ですが、栄養は点滴から摂取する事もできますし命に別状はありません。ガン等とは比べ物にならないくらい軽い病気かもしれませんが、このような病気にも目を向け、研究を進めて頂きたいですね。

厚生労働省のホームページに現在難病として指定されている病気の一覧が掲載されています。(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062437.html)

そして7月1日からは更に200近い病気が難病に指定されるそうです。

治療に苦しむ多くの方々が少しでも国から補助を受ける事ができ、無事に回復していく事を願っています。

病気や入院は自分にだっていつ起ってもいいような事ですが、あまり現実的ではなくて今までどこか他人事のような気持ちがありました。しかし、本当にいつ何が起るかわかりませんね。ちょっと体調が悪いなという症状だけでガンの末期だったりする事もあります。

常に精一杯、毎日を大切に過ごしていきたいですね。

High Context Cultureの日本語


こんばんは、顧客サポートの山下です。

最近講習会に参加しておりましたが、そこで即席でプレゼンを行わないといけない事があり、全ての発言に対して断定した言い方をする事には慣れが必要だと実感しました。

「~すると良いと思います」「~が良いかもしれませんね」

これでは言っている事が事実に基づいた事ではなく、自分の考えで話しているように聞こえます。プレゼン時では意識して断定して言い切るようにしていても、特に質問を投げかけられた時に、ついつい「そうですね…○○を実践する事によって結果が出てくると思います」等と返してしまいがちで、多くの人が指摘されていました。

データがきちんとあり、過去の研究から確実に効果が出ていると分かっている事なら、自分の憶測ではないので「断定してください!」と何度も念押しされました。勿論、曖昧だと思う事については「私はその点は把握していないので」ときちんと断りを入れて、勝手に事実を作り上げるのもダメです。

プレゼンや質疑応答とは違い、論文では何度も読み直しをする事ができ、じっくり考えながら書くというメリットがあります。しっかりと論文を読み直し、事実に基づいて論理的に書かれているか確かめる事は大切です。

 

また、講習会で指摘されたのが言葉の意味の微妙な認識の違いについてです。

私が行った講習会は幼児の言葉の吸収や発達についてのものでしたが、例えば、「赤ちゃんは母親の言っている事を真似をして意味の無い言葉を発します」と言う事は厳密にいうと間違いだと指摘されました。「言葉」には意味があります。「赤ちゃんは母親の言っている事を真似して意味の無い音を発します」というのが正しい。それが「言葉」になった段階で、意味を持ってその音を発している事になる。

細かい事かもしれませんが、講師の方ご自身も研究者で論文を書いており、あやふやな言い方ではなく適切な言葉選びを指導して下さりました。誤った情報を私達が多くの人に流さる事も防いでくれます。「こういう意味で言ってるんだよね」と、伝われば良い、というものではないですね。

話し言葉、特に日本語は雰囲気で伝わるという部分が多い言葉です。Ting-Toomuy, S. (1999) Communicating across cultures. The Guilford Press の論文によると、日本はHCC(High Context Culture)である。言葉一つに沢山の意味を含めて話す文化であるという意味ですが、例えば「また今度集まろうよ」とその気じゃないのに言う事がありますよね?言葉と意味が合っていないのです。外国人がそのような日本人の態度が理解できないと街頭インタビューでつい数日前に答えているのをテレビで見ましたが、HCCの文化を理解するのは逆のLCC(Low Context Culture)の文化圏の人には難しいのです。

しかし、論文、プレゼン、仕事のメール等の場では全てがLCCに変わります。書いてあるそのままその通りの意味に全てを受け止める事が求められます。普段はHCCの中で生活する日本人も、ビジネスになるとLCCを意識しないといけないのですね。

弊社が電話ではなくメールでのやりとりをお願いしている所は言葉のニュアンスを無くす為です。言葉ですと抑揚によって意味が変わる事があります。メールには抑揚は無いので、書いてある意味そのままを読み取ります。「恐らくこういう意味だろう」と曖昧な判断をしては危険ですよね。「いつもなかなか合格がもらえなくて、困っています。」というメールから想像では「このメールを送った人はレポートを書く事が苦手で合格を貰えていないんだな」と想像できますが、「この人がレポートを書く事が上手くて、先生が期待してしまって必要以上の負担を生徒にかけていた」なんて事だってあるかもしれません。書いてある事はそのままの意味として受け止める事が「受け止め方の違い」という事を引き起こしません。

また、電話のやりとりでは、お電話頂いた内容と原稿の内容が食い違っていたとしても証拠はどこにもありません。同じ漢字で音が同じものも沢山あります。似ている音も沢山あります。聞き間違いかもしれません。言い間違いかもしれません。認識の不一致だったかもしれません。これらをメールでお送り頂く事でトラブル防止にも繋がります。

日本語は奥が深いですね!難しい言語ですが、シンプルに使用する事も大切だと感じました。

外交とメディア


こんにちは、顧客サポートの山下です。

今日ニュースを見ていると、こんな記事にさしかかりました。『NHK大河「日米戦争」を「日仏戦争」に歴史修正していた』(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150616-00000016-pseven-ent)歴史と多少違っても、演出的にそっちの方が盛り上がるなら史実から外れてもいい場合もあるのでは?と思ったのですが、なんとなく気になったので記事を読んでみました。

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』の第21話「決行の日」(5月24日放送)では外国船に砲撃を与えるのだが、歴史的にはアメリカ船が砲撃を受けるのが、フランスの船に変えられていたそうです。しかし、脚本家らが書いたシナリオ本には砲撃を受けたのはアメリカ船だと書かれてあり、脚本家はドラマではあえて敵国を変更したと考えられています。

上記記事の記者は、『シナリオ本が出版されたのは今年3月。第21話の放送は5月24日だ。その間には安倍晋三・首相が4月26日から8日間の日程で訪米し、米議会演説で安全 保障関連法案を「この夏までに成就させる」と大見得を切って見せた。その安保法制審議がちょうど第21話放送直後の5月28日から本格化するタイミング だった。
長州は安倍首相の地元であり、安倍氏は幕末志士の吉田松陰を尊敬すると公言してきた。その長州志士たちが、よりにもよってアメリカを攻撃するのは好ましくないとNHKが考えたのではないかと思えてくる。』と分析している。

個人的には、わざとアメリカに攻撃的な姿勢を見せようとしてドラマを放送していたわけではない為、歴史に忠実に描いても良いのでは?と感じたが、メディアというものは世界中に大きな影響を与えるため、慎重に慎重に言葉や放送内容を考えて配信しているものだなぁと考えさせられました。

外交によりメディアに変化がある事は歴史もののドラマでは分かり易いですが、その他気付かないような所でも様々な工夫がされていそうですね。外交とメディアについて調べてみるのも面白いかもしれませんね!

悪い食べ合わせ


こんばんは、顧客サポートの山下です。

知人が近日お腹をこわし、原因は何だったんだろう…と考えていたのですが、その時に「危険な食べ合わせ」についての話題になりました。「ほうれん草とベーコンは一緒に食べてはいけないんだよ!」と言われ、ほうれん草とベーコンのパスタとか食べている気がする…!と、驚きました。

そこで調べてみると、意外な組み合わせが実はダメだった事がわかりました。

NAVERのまとめによると(http://matome.naver.jp/odai/2133396254737414001)食べては良く無い組み合わせは以下のとおりでした。

  • お酒+からし
  • なすの漬物+冷たい蕎麦
  • レバー+みょうが
  • トマト+きゅうり
  • 豚肉+冷たい蕎麦
  • カニ+柿
  • うなぎ+梅干し
  • 天ぷら+スイカ
  • コーヒー+プルーン
  • 大根+しらす干し
  • ほうれん草+ベーコン

トマトときゅうりはサラダに入っているし、大根おろしとしらす干しを薬味に使う事もある気が…。プルーンを食パンと食べてコーヒーを飲むなんて事も。腹痛を起こしたりする危険性がある組み合わせもありますが、お互いの持つ成分が反応する事で相殺し合ってせっかくの栄養が取れなくなるという悪い組み合わせのものもあるみたいです。

この程度のダメな組み合わせはそこまで深刻に考えなくてもいいのかもしれませんが、とても深刻なのが薬と一緒に飲んではいけない飲み物です。これは間違えると命に係わる危険性があります。NAVERのまとめによると(http://matome.naver.jp/odai/2142133154064229501)薬と一緒に飲むと危険な飲み物は、

  • 牛乳
  • グレープフルーツジュース
  • アルコール
  • スポーツドリンク
  • コーヒー
  • 炭酸飲料

そしてなんと…

  • 納豆
  • 揚げもの

と一緒に摂取するのも危険なお薬もあるそうです。

スポーツドリンクのペットボトルしか手元に無くて、それでお薬飲んだ事は何度かある気がします…反省…。

薬を飲まなくても良いように、健康的な食生活を目指して、万が一お薬が必要になった時は「お水」で飲んで正しい用法容量を守って健康に過ごしましょう!