季節の変わり目、冬の乾燥…年齢も上がるにつれていつものスキンケアがなかなか肌に合わない…そんな悩みを抱えながらネットの様々な情報を頼りに肌に良いものの情報を集めては試し…なんて事を繰り返していた私ですが、先日スキンケアのレッスンを受けに行きました。
そこで○×クイズを出され、自分のスキンケアや製品の表記、紫外線や肌に対する知識に誤った認識があった事に気づかされました。言葉のイメージや、良く耳にする情報が、正しい情報であると無意識に認識してしまっていたのです。「無添加」「天然」「自然」…どれも良く聞こえますよね?!でも実は要注意だったのです。商品を売りつけたいが為に、正しく無い知識を広めて植え付けてくる業者さんもいたりするようなので、信頼できる情報源から正しく学ぶ事が大切である事を改めて認識させられました。
先生はスキンケアアドバイザーとしての資格を持ち、教える事を仕事としている方です。資格を取得するための講義内容は、研究の最前線で活躍されている医者や大学教授らによって構築されています。
信頼できる情報とは、現役研究者の研究結果なんですね。
研究が進めば新しい情報はどんどん出てきます。
今まで正しいと思われていた事が変わったりする事も出てきますが、それは彼らが根拠を持って証明する事です。根拠を持った研究同士がぶつかり合って、「こっちが正しい」「いや、こっちが正しい」と論じる事は研究に拍車をかける素晴らしい事です。そうやって自分達の研究成果を報告するが「論文」です。
論文を書く際、インターネットから引用した文献の使用を禁止する教授もいますが、それはインターネット上に溢れる情報の信憑性が薄いからです。
『ここのレストラン美味しいよ』みたいなクチコミ情報を書く時には、主観的な意見を求められているので『研究者によって成分や味を分析して、日本人の味覚と照合させた結果…』とまで深く考えずに『スパイシーだけど甘味もあるカレーがコクがあって美味しかった!』と書けますが、「論文」になると主観を入れてはいけません。
自分がクチコミを書く時にそれはあくまでも「自分の意見」であるように、自分がネットで見る情報も、誰かの主観である事は理解した上で利用しましょう。