レポート代行依頼のお礼と考察について


レポート代行の依頼を頂いたのでお礼申し上げます。

守秘義務のため、詳細は伏せざるを得ませんが、「実験データは集めたけど考察がうまくいかない」というものです。

実験データを収集するのが容易ではないことは想像に難くないでしょう。「がんばって実験データを集めるところまではできたけど、ここまでで力尽きてしまった・・・」という方は多くいらっしゃいます。実験と考察は連動しているものの、それぞれに求められる能力は異なります。

今回は考察にあたっての基本的なことを述べます。
「考察の筆が進まない」場合、
・そもそも何のための実験だったのか
・実験前はどんな結果を予想していたか
・実際の結果と予想にはどんな違いがあったのか
・では、なぜ予想と結果が違ったのか

この順番に考えてみることをおすすめします。
そもそもの目的を整理することで、思考の道筋は一本化されます。どうしても思考の焦点が定まらないと、堂々巡りしてしまい、時間だけが過ぎ去ってしまいます。目的を整理する過程で、先行研究にも目を通すことで軸が固まりやすくなります。

また、実験前に結果を予想することは難しいですが、「なんとなくこうなるのではないだろうか」という仮説は立てられる場合があります。あらかじめ結果を考えておくことで、「実際の結果との比較」という観点から考察を進めることが可能になります。

コメントは受け付けていません。