「時間を無駄にしたくない」
そんな強い思いから、近年急激に皆さんの間に広がった価値観が「タイパ(タイムパフォーマンス)」です。
・映画や動画を倍速で見る
・音楽はサビだけ聞く
・まとめサイトでニュースを見る
皆さんもこういったことに心当たりがありますよね?
このタイパは卒論でも2つの面で思い切り生かすことができます!
1つ目は、卒論を効率的に進めることです。簡単に言うと、タイパの良い順に進めるということです。
例えば、「15分で一気に書けるのはどれだろう?」と考えるとすぐに見えてきます。
謝辞、引用表記、参考文献一覧、目次などが当てはまります。これらはタイパがものすごくいいです。
「じゃあ、これらが終わった後は・・・?」
急にタイパが落ちますね。
ここで大事なのは急がば回れ。いったん先行研究の内容を頭にインプットしていきましょう。ただし、漠然と読むのは禁止です。タイパが悪すぎます。
読むならば、「どの部分を引用しようか」と考えながら読みましょう。
少しでも「論文に使えそうだ」と考えたら、いったん論文の空白部分にでも引用してしまいましょう。本文のどこで使うのか、どうつなげるかは後回しで構いません。
ついでに引用表記も正確にしてしまいましょう。これもタイパとってもいい行動です。
2つ目は、「タイパ」の内容そのものを卒論に組み込んでしまうことです。例えば、次のテーマに少しでもかするならチャンスです。
・若年層の貧困化
・若者文化
・大学生の生活スタイル
タイパが若者の間で広がり始めた価値観なので、もしあなたが身近なものを卒論のテーマにしているならば、「ここ数年でタイパの概念が若者の間で広がった。2022年には三省堂の『今年の新語』で大賞にもなった」といったことに触れられます。
タイパについて議論を深めるのであれば、あなた自身のタイパへの取り組みをあげるのも独自性が出ます。それだけでなく、友人の事例まであげれば、論文の質も上がり、文字数もさらに稼げます。
今日の内容は以上です。「タイパ」という身近な概念や話題も卒論では気軽に生かすことができます。
ぜひタイパを意識して取り組んでみてください!