こんばんは、顧客サポートの山下です。
多くの方々が一度は思った事があると思います…『卒論って何で必要なの?』
論文を書くという作業そのものが、卒業後に社会人になった時に仕事に役立つ能力を育てる事に繋がっているのです。具体的にどのような能力でしょうか?
【問題に気付く事ができる、「なぜ」と疑問を持つ事ができる人を育てる】…仕事でトラブルが起った際等、「何が問題なのか」の仮説を立てて解決していこうとする能力が育ちます。論文を書く際に「これは何故だろう?」「これはこうに違いない!」等と疑問を持ち、それをテーマに書いていきますよね。ただ毎日仕事を坦々とこなすだけ…というよりも、「ここはこうした方が更に良くなるんじゃないか?」「この売り上げが伸びないのはここが原因ではないか?」等とひらめく力を育てます。
【情報収集する力を育てる】…論文を書く時に図書館やインターネットの膨大な情報量の中から必要な情報を探しますよね。また、自分の足でアンケートをとったり、インタビューを行なったりする人もいます。情報の集め方を学び、また、自分の足で情報を入手できる行動力を育てます。
【情報を分析する力を育てる】…集まった沢山の情報から分析して答えを導く力を育てます。仕事の仕入れや売り上げのデータ、社員の作業時間やペース等の時間のデータ、様々なデータを分析する事によって業務の効率化や利益向上のための改善策を生み出していく力を育てます。
【論理的な思考、話し方を育てる】…論文を書く事によって論理的なものの考え方、文章の書き方を学び、自分の考えをどのように伝えたら相手に伝わりやすいか、話の道筋が通っているか等を学ぶ事ができます。
卒論を「こんなの何の意味があるの?」と思いながら書くと、ただただ面倒くさいだけかもしれませんが、頑張って取り組む事で、社会に出て数年後に「あぁ、やっててよかったな!」と思う日が来るかもしれませんね!