こんにちは、顧客サポートの山下です。
弊社の原稿はWordファイルとしてメールに添付しての納品となりますが、必ず原稿をパソコンからご確認頂くようにお願いをしております。パソコンを持っていないんだけど、それでも大丈夫?という質問を頂きますが、特に卒論等の大型の論文のご依頼の場合は必ずパソコンからの確認をお願い致します。
スマートフォンやタブレット端末でもWordファイルは開く事が可能です。しかし、パソコンと違いWordのごく一部の機能しか使う事ができません。スマートフォン、タブレット端末から原稿をご確認頂いた際に起る問題が結構多いのです。
①脚注が表示されない
論文の場合、脚注に引用元を明記しておりますが、脚注が表示されないと引用元が一切書かれていないように見えてしまいます。弊社の原稿をご確認頂いた後、「引用元を明記してください!」とおっしゃる依頼主様は皆様スマホから原稿をご確認頂いており、表示が消えていて確認頂いておりません。パソコンから開いて頂く事で正確に表示されます。
②図表が消えたり、途切れたりする
スマートフォンでは図表が正確に表示されない場合がございます。本来執筆者が入れたはずの図表が無い、または途切れて読めないといった状態ですと依頼主様の不利益となってしまいます。正確に原稿をご確認頂くために、パソコンのご使用をお願い致します。
③データが重たくてそもそも開かない
大型の論文になりますと、画像や図表等も多く含まれてデータが重たくなります。スマホやタブレットですと受信に非常に時間がかかってしまったり、そもそもメールが届かなくなったりと、様々なトラブルが起きる可能性がございます。また、一定の重さのメールは受信できないように設定されている場合もございますので、ご確認下さいませ。
④執筆者からのコメントが読めない
Wordにはコメント機能があり、執筆者の中には「ここの部分にはこういう内容を書くと良いよ」「ここはも少しこういう表現にしてみても良いかも」といったアドバイスを文中に入れられる方がいらっしゃいます。特に添削のご依頼の時にこういった機能を使用し、依頼主様の書かれた原文に執筆者がどこをどのように手を加えたのかわかるように色や印がつけられる便利な機能もございます。スマートフォンやタブレット端末からでは、折角のコメントや手を加えた箇所がわかりやすいように色分けされた部分等が表示されず、ただの白黒原稿にしか見えなくなってしまいます。勿論、添削された原稿そのものは参考にして頂けますが、折角の執筆者からのアドバイスやコメント、ご自身の原稿のどこに手が加えられたのか等がわからないと大変勿体ないですよ!
⑤文字数が確認できない
依頼主様の中には、原稿を納品後に「この原稿何文字ありますか?」と聞かれる方がいらっしゃいますが、Wordには文字カウント機能がついています。パソコンで開いて頂いたら左下に単語数が表示され、クリックすると文字数を確認頂けます。(ご使用のWordのバージョン等により操作方法が異なります)ご要望を満たした原稿となっているか、ご自身で手を加える場合にどれくらい加筆修正をしたら良いのか等の目安にもなりますので、ご確認頂けた方が良いと思われます。
パソコンを使わない事で生じる不利益は沢山ございますので、パソコンからご確認頂く事をお願いさせて頂いております。依頼主様のご都合で原稿が正確に表示されない場合、弊社では対応できる範囲に限りがございます。pdf等の画像として原稿を送る場合も、全てを正確に表示する事はできません。パソコンで開いて頂く事へのご理解、ご協力をお願い致します。
パソコン持っていないよという方はご家族やご友人でお持ちの方にお借り頂いたり、マンガ喫茶等のパソコンからもご確認頂く事は可能です。よろしくお願い致します。