こんにちは。論文代行書ける屋の山川です。
「あなたの論文には全然根拠がない!」
「でたらめを書くな!」
「これじゃ感想文でしかない!」
この時期になると、指導員から厳しいコメントをされて相談される依頼主さんが多く見えます。
「せっかくがんばって調べて書いたのに、こんなヒドイこと言われるのはわけがわからない」
本当に心が折れた先輩方を毎年のように見てきたので、「ここまで言わなくても・・・」と我々も思っております。
実際のところ指導教官の方も余裕がなく、学生にきつく当たっているところも散見されます。
さて、指導員からのこれらのコメントは一見厳しいですが、卒論を完成させる上では着実にゴールに近づいているのです。
「意見はしっかり書けているから、あとはそれを応援してくれるような資料やデータが見つかるといいね!」
肯定的に指導員のコメントを翻訳すると上記のようになります。卒論を書く上で意外と苦戦するのは、「意見」です。
膨大な資料やデータをまとめることはできても、それらから何が言えるのかを導くのは難易度が高いのです。したがって、あなたはもうこの難しい部分をクリアしたのです。
だから、あとは資料さえ見つけて論文に盛り込んでいけば実は完成なのです。
その資料が見当たらないんだけど・・・
そうは言っても、適切な資料がすぐに見つかるとは限りません。もしかしたら、あなたの意見と真反対のものが出てくるかもしれません。
そんなときは、黙って握りつぶす・・・わけにはいきません。
いっそのこと論文にのせてしまいます。
「え?!反対意見なのにいいの?」
と思うかもしれません。いいんです。
「私の研究ではこういう反対意見もある。大筋はこの反対意見のとおりだが、この一部分においては私の意見が優れていると考える。理由は、○○といった事例があったからだ」
こういう感じで、ちょっとでも反論できることがあればいいのです。
他にも、ちょっと直接的には関係ないけど、なんか近い分野を話しているなって思ったらそれらも取り上げていきます。
「近い分野ではこういう意見や見解がある。筆者の研究分野に当てはめると、こういうことが言えるのではないか」
こんな感じで取り上げます。
今のあなたの論文は、意見はしっかりしているけど、それを支える資料やデータが少ない状態なのです。ピンポイントな資料が常に見つかるとは限らないので、テーマが近いものの話は遠慮なく盛り込みます。
そうしないと分量も根拠も確保できなくなってしまうからです。
今日の話は以上です。指導員から「根拠がない!」と怒られたとしても、めげてはいけません。
「意見は書けている」と自身を持ち直しましょう。
そして、先行研究や近い分野の話を見つけて、どんどん論文の中に盛り込んでいきましょう!