卒論・昇進論文の代行・代筆「書ける屋」です。
「昇進試験の論文、最初の一文がわからない」「出だしが書けなくてつまっている」「最初からつまづいている」という悩みをよくいただいています。あなたも昇進論文の書き出しに迷っていませんか?
そこで、今日は昇進論文の書き出しについてお伝えします。
まずは以前の昇進論文のサンプルをご覧ください。ここでの書き出しは、「本論では、私が担当している業務において改善を要すると考える重要課題を一つ挙げ、その問題の原因を分析し、解決するに足る方策を管理職の立場から提示する」としています。昇進試験の論文の書き出し方には、何個か評価される(=読みやすい)型があります。その中の1つが、このように、「今回の論文では何を述べるか」を明確にするという方向です。
もしあなたが、係長に昇進されるのであれば、「本論では、私のチームの課題をあげ、係長としてどのように解決していくか二点提案を述べる」といった書き出しもすっきりしていていいでしょう。
さらに例を挙げると、「業務の課題と改善策をあげよ」というテーマであれば、「本論では、私が自分の職場において感じている業務上の課題と、それを解決するために行っている施策について述べる」と素直に書いて頂いても構いません。
さて、ここまでの具体例で何か気付いたことはありますか?実は、昇進論文の書き出しは、会社から出される課題内容(例「業務の課題と改善策をあげよ」)を参考にしながら書けてしまうのです。つまり、「課題内容に向き合ってこれから考えてきたことや取組のアイデアを提示しますよ」という姿勢を冒頭で示すことができればいいのです。最初に姿勢を見せて、それから具体的な話に入っていくというイメージです。
以上が昇進論文の書き出しについてのアドバイスになります。昇格試験の論文代行を長年手がけてきた書ける屋には、執筆に当たっての技術が多々あるので、後日他にもお伝えできればと思います。