文献探し3


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

文献探し第三弾をお話します

「国立国会図書館」に行こう!

「国立国会図書館」HPより http://www.ndl.go.jp/
”当館は、国内外の資料・情報を広く収集・保存して、知識・文化の基盤となり、国会の活動を補佐するとともに、行政・司法及び国民に図書館サービスを提供しています。”

前回第二段では、図書館に行こう!というお話をしました。
今回はその図書館の中でも一番大きく、資料も豊富な国立国会図書館に行ってきました。

論文・図書・データetc 検索機であるNDL-OPAC(国立国会図書館 蔵書検索・申込システム)で調べ、申し込みをすると、係りの方が蔵書を用意してくださいます。普通の図書館では、論文はなく、図書のみ、しかも自分でおいてある棚を見に行くという手間を考えると、とてもスムーズに感じます。

一度に閲覧できる冊数は限られていますが、借りて、必要箇所をコピー、返却、と繰り返していくといろいろな資料がそろいます。コピーは有料なので、資料を見ながらそのままパソコンに打ち込む分には無料ですから、時間があればそのように利用してください。自宅でゆっくり資料を照らし合わせる場合や、OCRというスキャンして文字を取り込む機械がある方は、有料コピーで資料を持ち帰りましょう。

国会図書館は、資料集めはもちろん、イスや机がたくさんありますから、自習室のような形でも利用できます。
まだ行ったことのない方はぜひ訪れて見てください。

限られた時間の中で、たくさんの文章を書かないといけないので、資料探し、文献探しはなるべくスムーズに!
がんばってください!

作業環境と集中力


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

論文執筆の環境について。

寒い日が続きますが、エアコンの風が当たるところで作業をしていませんか?

頭まで暖かい空気が当たると、ボンヤリして、集中力が途切れます。

日本床暖房工業会のサイト(
http://www.yukadanbou.gr.jp/about/features/mild.html )によると、足元が暖かく頭が涼しいので集中力が途切れにくい(のぼせにくい)ということですが、、、。

個人的には、床暖房、とくにカーペット式のものだとそこにゴロリと横になってしまって、だんだん眠くなるような、、、気がしております。

ですので、レッグウォーマーなどで足元を温めて作業に当たるようにしています。部屋の暖房は、やはり乾燥するのも懸念し、つけません。寒ければ部屋の中ですが上着を着ます。

色々、集中するために苦労することと思いますが、とにかく頭をクリアーにするのが一番ですので、適宜休憩も挟みつつ、快適な環境を作って作業に当たるようにしてください。

快適さは人によっても違うと思いますので、自分が、これが一番集中できる!というのを早いところ見つけておくためにも、集中するための姿勢や体勢、環境を整え、探しておきましょう。
また、焦れば焦るほど良いアイデアがわかなかったり、集中できなかったりするのが常です。
やる時はやる、やらない時はやらないと、メリハリをつけるためにも、早めに取り組んで行きましょう。

サポートや、アドバイスも行っておりますので、テーマから、書き出してから、何か迷ったりつまづいたりした時はぜひご相談ください。
最後の最後、時間が本当になくなるまで頑張らず、ほっとかず、相談も早めにすることは、今後の社会生活にも通じます。

相談や依頼は恥ずかしいことではないので、ぜひともご一報ください。

自分で頑張って書きたい方のサポートも、もう無理かもーと涙目な方のサポートも行っております。
どうぞよろしくお願い致します。

論文構成


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

今日は簡単な論文の組み立て方についてお話します。

まず、文章構成は
1章➡︎序論(はじめに)
2章➡︎本論
3章➡︎結論(おわりに)
となります。
本論の中には第1節、第2節、、、と細かい文章の塊が入ります。

序論には、簡単に概要をまとめます。論文を全て読まなくても、何について書かれている論文なのかが、この序論を読んでわかるようにするのがポイントです。
自分の意見は結論に盛り込むので、ここでは客観的に大まかなあらすじと捉えるのがいいでしょう。

そして、結論で自分の意見を述べるための裏付け情報が、本論になりますから、最終的なゴールをはじめにもって、情報集めをしていったほうがいいでしょう。

同じものについて話すにしても、見るフィルターを変えることで、まったく違った意見や見え方になってくるからです。
➡︎ボールという対象があった時に、犬という関係性でみるのか、子供という関係性でみるのか、はたまたスポーツというくくりで見るのか。ゴールが違えばそこに向かう道筋も違います。

なので、文章を並べる順序と書き出す順序は違います。(人によるかもしれませんのであくまで参考に)
序論で紹介をして、結論でゴールをイメージし、本論に裏付けとして客観的な内容や引用を持ってきます。

個人的には、引用したい部分は、抜き出して紙に書くか、パソコンや携帯にメモをし、ページナンバーを書いておきます。そうすると、あとで使いたい時にまた資料を探す、、、ということがなくなるからです。
買った本であれば、アンダーラインやマーカーで印をつけたり、付箋をつけるのも良いと思います。

あとは、手紙などの「拝啓-敬具」などのように、「はじめに-おわりに」「序論-結論」は呼応しておりますので、とういつするようにしましょう。文章や内容の硬さに合わせてもいいかと思います。
節も、アラビア数字やその他言葉などで区切ったりもできます。

要は、読み手がわかりやすければ、形式は基本を抑えていれば大丈夫。ということになるでしょう。わかりやすい、文字数、句読点の打ち方、行間、改行、文字の大きさ。など細かいところを最後に修正すると美しい原稿に仕上がると思いますので、ぜひお試しください。

草案の一例


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

卒業論文にかぎらずとも、小論文であったり字数制限があるものは、書かなきゃという思いが先に出て、一文字も書けない、、、ということがよくあると思います。

文章に組み立てるのが苦手な方にオススメの方法があります。

ブロックごとに区切って、思いついたことをどんどん書いていき、後ほどコピー&ペーストでまとめ直す方法です。(草案づくり)
ブロックとはここでは文章の塊(一つの内容)と捉えてください。
ブロックとブロックの間をつなぐ言葉や言い回しはあとで、思いつくままの順番で書く作業は、「文章にまとめなくてはいけない」という部分を取っ払うので、少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。
いくつかブロックが出尽くしたところで、コピー&ペーストで新規のページに文章を組み直します。
ここで、ブロック同士を結合することもできますし、削除することも可能です。削除といっても正確にはペーストしないで草案に残しておきます。
コピーして草案とは別に新規のページに作ることで、後で何かちょい足ししたい時にこの残しておいた草案が助けになることもあります。ですのでせっかく考えた草案の内容は、いらないように見えても残しておいた方がいいかと思います。

もしテーマが決まったら、決めた動機はその日のうちに書き記しておくと、後に文章に組み立て直すだけで済むので楽だと思います。
携帯のメモ機能を使って、何か思いついたらすぐ書き込むということも有効かと思います。

このようなやり方で、ぜひ取り組んで見てください。

一つの事柄(テーマ)についてじっくり掘り下げて、時間を取って考えるということは、なかなかする経験がないものです。だからこそ、とても貴重なことだと思います。
考え続けるというのは、非常に苦しいことかもしれません。しかし、インプット(文献を読むなど)とアウトプット(草案にメモする)の繰り返しを細かく練習することで、考え続ける質が変わります。
アウトプットすることで、一旦忘れても良い内容に変わるので、余裕ができます。
テーマの中の本筋、根っこの部分は常に頭に置いておき、アンテナを張り情報を集めることも重要なので、新しい枝葉を考えるための余裕は常に残しておきましょう。

捗るタイミング


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

今回は、1日の中で、一番捗るのはどのタイミングなのかについて考えて行きたいと思います。

・朝飯前
こんなの簡単だ!という意味で使われるのと同じで、寝て起きてから、朝食までの時間はすごく脳がはっきりしていて、作業を進めやすいそうです。
お昼ご飯を食べたあと、眠くなりますよね?そうしたら、少し仮眠しましょう。そこで起きてから、また夕飯までの時間が朝飯前効果があるそうです。

・音楽を聴く
好きな音楽を聞いたあと、その音楽を止めてからの時間。または、好きでも嫌いでもない音楽をかけながらの時間。この二つは非常に集中できるそうです。
好きな音楽をかけながらやらないのは、口ずさんでしまったり、メンバーをイメージしたりと、脳内の意識がBGMの方に行ってしまうからだとか。

・時間が迫っている時
わざと予定を入れます。自分を追い込み、緊迫した瞬間を作ることによって、感覚は研ぎ澄まされ、いつも以上の速さで物事を進めることができます。
テスト前の一夜漬け効果なのですが、人によってはほんとに手につかなくなることもありますので、時間や期限に余裕がある時に敢えてやるものだと捉えていただければと思います。

いかがでしょうか。
宿題や、提出レポートに関わらず、何か集中して物事に向き合いたい時にぜひお試しください。

ちなみに仮眠はどれくらいがベストなのか?
15-30分ほどがベストだと言われています。それ以上寝てしまうと、脳がリラックスしすぎてしまい、今度は覚醒させるのに時間がかかってしまうそうです。
調べてみると、1分間仮眠というものもあるそうです。目をとじて、視覚からの情報を遮断するというものです。完全に眠くなってからではなく、あぁ眠くなりそうだな、という時にこの1分間仮眠が有効なようです。

また、目の周りや、こめかみ、頭部のマッサージを行い、疲れた部分をリラックスさせること。肩や首が凝りやすくなりますので、凝ってる部分を手で押さえ、肩や首を回すようにするのもセルフストレッチ効果があり、痛みの改善や予防につながるとのことです。

捗る時間帯やタイミングを押さえること、
捗る場所を押さえること、
捗るようにたまにマッサージやストレッチをいれること、
これをして行けば、集中力がUPし、本来の力もしくは本来以上の力を持って臨めると思います!

頑張ってください!

やっぱり論文の書き方ってわかんないよ!


論文代行の書ける屋です。ここ最近サンプル論文の投稿が続いたので、閑話休題。

「インタビューもアンケートも半年かけて集めた。それこそ100人近くのデータがある。先行研究も片っ端から集めたし、自分のテーマに関連するものも収集した。それこそ100本近くある。でも、どうしても論文としてかけない!

今日お会いした依頼主様からです。卒論なり修論なり、分量のあるものを作成するにあたっては、資料集め、アンケートやインタビューなど本当に多くのことをしなければなりません。依頼される方だけでなく、全国の学生の方々が取り組まれているのは本当に溜飲が下がります。

その中でも、「論文の書き方ってわからない」という悩みが非常に強いのです。「論文 書き方」で検索するといろんなサイトが出てきますし、書籍もたくさん出ています。でも、それらを読んだって書けるようにはならないのです!

書ける屋ブログでも書き方を公開していますが、お会いした依頼主さんからは「参考にはなったけど、正直書ける気がしなかった」「依頼した方がはやいと思った」などのコメントをいただいたこともあります。

でも、やっぱり論文を書けたら素敵じゃないですか?「何十ページにもわたる文章を書く経験なんて、仕事でも出てこないよ!」という反論も重々承知しておりますが、卒論自体、「通過儀礼」の側面も多々あります。正直なところ、学者さんにでもならない限り、卒論でやったことってほとんど実社会では役に立ちません。でも、大きな課題に向けて乗り越える方法を考えたり、周囲の力を借りたり、アイデアを形にしたり・・・といったことは、実社会でとてつもなく役立ちます。

そのため、書ける屋ブログでは情報をできる限りオープンにしますし(依頼主様の個人情報などはもちろん出せませんが・・・)、少しでも多くの方が論文を上手に書けるようになるお手伝いが出来ればなぁ、と思います。

 

論文代行の書ける屋動画始めました


論文代行の書ける屋です。まだまだ拙いのですが、「youtubeにて論文のワンポイントアドバイスをはじめよう!」ということで動画をあげはじめました。編集や構成など改善点だらけですが、卒論や昇進論文で迷われている方のお役にたてれば幸いなので、今後ともがんばっていきます。

卒業論文に取り掛かろう!その②


さて、前回の記事で資料を集めた後にどうすればいいのかを書きましたが、その次のステップを説明します。これが前回の「卒業論文に取り掛かろう!その①」の記事で挙げた集めた資料とそれに書かれてある内容等のリストです:

 

テーマ「日本人の食生活の変化」

本① 米の消費が減り、パンの消費が増加している。(グラフ)食が欧米化している歴史。

本② 子供の食と発育について。米の方が腹持ちが良いから集中力が長く続く傾向にある事など。

論文③ 児童の虫歯の増加とおやつの関係についての研究。

論文④ 外国で流行している日本食について。何故流行しているのか。(体に良い、味が繊細、など)

本⑤ 日本に住む外国人の増加について。国際化する日本。

 

さて、次にここから何が言えるかを考えます。

国内のパンの消費が増加しているが、米の方が発育に良い。子供の虫歯が増えている。外国では日本食が注目されている。日本に住む外国人が増えている。

これらの事実が何を証明しているのかを考えてみましょう。

例えば、日本の食文化が欧米化している事によって様々な子供の発育への悪影響、虫歯の増加に繋がっていると言えますよね。日本食が欧米食よりも体に良いという点から外国でも日本食が注目されているという事実もあり、日本食の良さを日本国民も再認識する必要があるとも言えます。また、日本に住む外国人の増加により様々な国の食べ物が日本で食べられるようになった事は食の欧米化に日本が傾いた原因である、と関連づけられそうですよね。

→これが論文の「考察」に繋がります。

つまり、自分はこれらの資料から何が言いたいのか、何を考えるかという事です。

 

では、どの順番で書くのかを整理しましょう。

これがそのまま章立てになります。

 

第一章 本①食の欧米化

第二章 論文③ 児童の虫歯の増加とおやつの関係についての研究。

第三章 本② 子供の食と発育について。

第四章 論文④ 外国で流行している日本食について。

第五章 本⑤ 日本に住む外国人の増加について。国際化する日本。

 

今回はほとんど資料のリスト順に並びましたが、このように集めた資料をどのような流れで使うかを決めます。1つの本に複数の内容がある場合はそれぞれ何番目に使うかを分けて書くと良いでしょう。

 

ここまで来れば、もう論文の枠組みは出来上がりましたね!

あとは本の内容をまとめ、引用しながら各章を仕上げ、「はじめに」と「考察」をくっつけたらざっくりと論文が完成します。

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昇進論文の書き方:言い回しに注意しよう!


昇進論文の書き方をインターネットで調べると、論文の構成や書く内容については詳しく出てきますが、書き方のコツ等はあまり出てきません。書き方を調べながらきちんと作成して提出したものの、上司からダメ出しされて書き直すように戻されたという相談を受ける事があります。そこで、書ける屋では少し細かい書き方のコツを紹介したいと思います。

前回の記事にも書きましたが、現在職場で抱えている問題の解決策を人任せなものではなく、自分が主体となって解決していく策にしなければ評価されません。具体的にどういうものなのか、実際に相談を頂いた添削前の昇進論文から例を挙げます。

 

「顧客ニーズを社員に考えさせます」

「点検内容をフィードバックさせます」

「研修を行い、お客様対応をレベルアップさせます」

「お客様に全員で声をかけて出迎えさせます」

「社内行事には積極的に参加させ、目標意識を高めます」

 

これでは、現在の社内の問題は全て部下の出来が悪いからである、と聞こえてしまいます。「私がしっかり舵を取り、問題解決に取り組んでいきます」と締めくくられていたのですが、この解決策の書き方では部下に命令しているだけで自分は見ているだけの威圧的な態度に聞こえます。

では、どのように変えればいいのでしょうか?

 

「顧客ニーズを社員に考えさせます」→「顧客ニーズを社員全員が把握し、意識しながら業務に取り組めるようにミーティングを積極的に行う事が必要である

*自分もミーティングに参加し、意見を出し合う、話し合う姿勢が見られます。

 

「点検内容をフィードバックさせます」→「点検内容のフィードバックが確実に行われるように社員に声をかけ、確認しながら自然とそれが行われる風土を作ります

*今まできちんと行われていなかったフィードバックがきちんと今後当たり前のように行われるような環境を自分が中心となって作っていくというリーダーシップと、部下に声をかけ、常に気にかけている良い上司像を作ります。

 

「研修を行い、お客様対応をレベルアップさせます」

「お客様に全員で声をかけて出迎えさせます」

→これらは書き方が少し威圧的です。

上の例でもそうですが、「○○させる」という言い回しは人に何かをするように仕向けるという強い意味があります。「これに従え!」と強制して部下に何かをさせるのは、上司である立場を利用して命令すればいい事なので言い換えてしまえれば「誰にでもできること」です。また、立場を利用して権力でいう事を聞かせているように聞こえてしまいます。

 

例えば、

お客様対応のレベルアップを図るために研修を行います

お客様には全員で声をかけて出迎えるように社員を促し、自ら積極的に声を出して皆の手本となるように努めたい

など、同じ内容でも書き方を少し注意するだけで高い評価を得る事ができます。解決策の具体性も増して、内容の濃い論文を書くことができるでしょう。